母の日の由来は?カーネーションのフラワーギフトを贈るのはなぜ?
母の日の定番プレゼントと言ったらカーネーションですよね?母の日にカーネーションの鉢植えやアレンジメントを贈った人は少なくないはず。
でも、なぜ母の日にカーネーションのフラワーギフトを贈るのでしょうか。そもそも母の日が日本で祝われるようになったのは大正時代のこと。
そもそも母の日は、アメリカからやって来た習慣なんです。20世紀初頭、アメリカウエストヴァージニア州に住むアンナ・ジャーヴィスという女性が、亡くなった母親のために、母親に感謝する祝日をもうけようと運動を始めたのがきっかけ。
一人の女性の母親を思う気持ちが、やがて世界中に広がったんですって。アンナさんは、母親追悼のために、教会の祭壇へ白いカーネーションを飾って、出席者に対しても白いカーネーションを配りました。
なぜなら、白いカーネーションはアンナさんの母親が好きだった花だから。だから、すでに母親が亡くなっている人は白いカーネーションを、母親が生きている人は赤いカーネーションを母親に贈ったり、母親のお墓に供えたりする習慣ができたんですって。
今では、いろいろなカラーのカーネーションが開発されていて、定番の赤や黄色、ピンクだけでなく、青、紫、レインボーカラーのカーネーションまであるので、お母さんの好きな色のカーネーションを贈ることができますね。